あぶれの間

ABURE no MA (Overflowing room) 

 

 千葉・金谷にて行ったアーティスト・イン・レジデンス・プログラムで制作した作品。金谷の旅館「金泉館」の一室全て(畳、壁、天井、小物全て)に和紙を貼った。
 金谷は観光客や若い移住者が多いという開かれた側面と、高齢者の多い昔ながらの集落という側面の両方を持つ町で、外人(ソトビト)と内人(ウチビト)を区別する昔ながらの思想を持ちながらも、変化しつつある今の時代に対峙し、お互いを受け入れようと試みていた。その区別は確かにあるものの、その境界は曖昧なものとなりつつあるようであった。
 私は部屋の全てに和紙を貼り、外/内、記憶/現在、私/公などの双方が行き来可能な曖昧な境界を作ることを試みた。現在における、人のあり方を探るための作品である。


I made this work in Artist-in-residence program in KANAYA,CHIBA. I put Handmede Japanese papers on the room (floor, wall, ceiling, accessories,All in the room) in the Japanese hotel.
 I attempted to create an ambiguous boundary where both outside / inside, memory / present, me / public etc. can come and go. It is a work to find out person's ideal relationship.

2017

手漉き紙(楮)

アーティストインレジデンス 南総金谷芸術特区/千葉

 

2017

HandmedeJapanese paper

KANAYA Artist in residence program "NANSO KANAYA GEIJUTSU TOKKU" /Chiba

​協力:東秩父村和紙の里

​©︎ 2018 Tomomi Hanzawa

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​半澤友美

tomomi hanzawa